クロマグロ泳がせ釣り タックル・仕掛け・釣り方

クロマグロ泳がせ釣り タックル・仕掛け・釣り方

ここ数年クロマグロ釣りが脚光を浴びてます。

首都圏から日帰りで200kgオーバーが狙えるという夢のような状況です。

私も例にもれず目の色が変わってしまった方なのですが、もしかしたらこれから始めるという方のご参考になるやもしれないので仕掛けや釣り方などをご紹介させていただきます。

こういう釣り方もあるかなという程度で見ていただければ幸いです。

そんなんじゃだめだ!こうするんだ!というコメントは無しでお願いいたします。

【タックル】

竿:MOGI × 剛樹 GOUKI MOGI-Special MH16B-STD

  MOGI × 剛樹 GOUKI MOGI-Special 155ⅢHB-STD

リール:オクマ マカイラ MK-80W II

道糸:ゴーセン PEダイバーx8 船  30号 600m

ハリス:不二機材 12ナイロンテグス 昴 100号~120号 25~30m

針:オーナー タフスーパームツ 25号~30号

ギンバル:ブラックマジック ツインピンプロXL

ロッドキーパー:ウルトラ最強ラークⅡ

【竿】MOGI × 剛樹 GOUKI MOGI-Special MH16B-STD                 MOGI × 剛樹 GOUKI MOGI-Special 155ⅢHB-STD

スタンディング用の竿を使っています。

技術、体力不足からすぐくじけてキーパーにセットしてしまいますが、憧れがあるので年甲斐もなくスタンディングにチャレンジしています。乗船している船宿が大型船ではなく片弦3~4人の船なので小回りが利き、キーパーにセットしたウィンチでも船底に糸が擦れるのを何とか回避できることが多いです。船長の凄腕です。

大型船の場合は通常のウインチ竿の方が長さがある分船底に擦れづらくなり有利になると思います。

ただ横に走られたとき竿が長い分キーパーが外れやすくなり、難儀します。

私が使用している竿は180°曲がってもかなり耐えられるのでブラックマジックとの組み合わせで私のようなものでもスタンディングにチャレンジできます。

またウインチ釣法をしても大変腰が強く、ウインチ竿と遜色なく魚を上げてくることができます。

【リール】オクマ マカイラ MK-80W II

私は手巻きリール、マカイラ80WⅡ一択です。

リールの回転防止のためにミヤマエのリールスタビラーを装着しています。

その際蝶ネジが2個必要となります(多分M8、ミヤマエコマンドと同じですが、お調べ願います)。

リールスタビラーを使用しない場合は5mm厚のゴムシートが必要です。

ドラグはストライクポジションで20kgになるようにプリセットダイヤルを調整します。

amazonで売っているこれが便利です。

タリカ50やマカイラ50では糸巻量が足りず、130ポンドはデカすぎ重すぎです(オールナイロンでマカイラ130やティアグラ130も試しました)。

タリカ50はドラグが強く(計ったら28kgありました)15号を巻けば糸巻量は足りるのですが、PE15号では複数回使えば結果的にどこかで切れることが多いと感じます。

毎回巻き替えられる方にはいいと思いますが、そうでなければPE高切れのリスクが高くなります。

また、大きさ的にティアグラ80Wも候補に上がりますが、最大ドラグが18kgと弱すぎます。

ティアグラ130が40kgもあるのに80Wは50と同じ18kg、せめてタリカ50と同じ27kgあればと思います。

電動リールはスタンディングできないし、ウインチでも不便なので私は使いません。

でも、急いで空巻きするときと波がないベタ凪の時は欲しくなります。

電動リールを使用するならミヤマエのキンメスペシャル15が良いと思います。

マグロスペシャルではドラグが入りきらず最後の引き上げの時に苦労します。

キンメスペシャルだと30kgまではすぐ入りますし、釣力コントロール機能をオフにすればレスポンスも良くなります。

巻き上げ力も大切ですが、そもそもドラグ力を越える巻き上げ力はあまり意味がないので、大事なのはドラグの性能だと思います。

強い個体であってもキンメスペシャルであればマカイラ80Wと同じ時間で上げることができると思います。

もちろんマグロSPでも皆さん上手に上げていますが、あくまで初心者にはキンメSPが良いのではないかと考える次第です。

【道糸】ゴーセン PEダイバーx8 船  30号 600m

今は ”ゴーセン PEダイバーx8 船 30号” を使用しています。

理由は以下です。

安い。ウルトラダイニーマの1/3~1/4の価格です。

いつでも買える。ネットで大抵買えます。

強度も大丈夫。ウルトラと比べてまだ品質の優劣を感じたことはありません。

PEが擦れて船底の塗料が付いたときは即交換しました。

300mだけなのでコストはあまりかかりません。

接続はビミニツイスト(35回)でダブルライン(チチワ)を作り、ループtoループで5回くぐらせてます。

【ハリス】不二機材 12ナイロンテグス 昴 100号~120号 25~30m

フロロカーボンは価格が高いのでナイロンを使ってます。

ナイロンの中でも高強度な ”不二機材 12ナイロンテグス 昴100号~120号” を使用しています。

下田漁具の潮聲(ちょうせい)というナイロンテグスも強いのですが、不二機材の方がより安く強度もあまり変わらないと思います。

120号500m枷巻き、送料込みで7000円強です。

100号使用時多少船べりに当たって糸に赤い塗料が付いたことがありましたが、ほとんど傷付いていなかったので再使用しちゃいました。特に問題ありませんでした。

長さは25~30mが使いやすく思います。第一精工の特大のスプールシートに100号なら30m、120号なら25m巻くことができます。

魚が上がってきて大きな円を描く際に風が弱いと船底に擦れやすくなりますが、多少であれば太ハリスが耐えてくれます。

しかし、ナイロン15mだとPEが船底に当たってしまう事があるので25mは欲しいです。

【針】オーナー タフスーパームツ 25号~30号

オーナー タフスーパームツ 25号~30号を使用しています。

エサが小さい時は25号を使います。

私の釣り方ではネムリ針必須と考えています。

マグロは鮫と違ってエサは吸い込んで丸呑みが基本動作だと思います。

なので一旦奥まで吸い込まれた針を途中で引っかかることなく口元まで持ってくるにはネムリが必須となります。

アワセが遅くなければほぼカンヌキ近辺に掛かります。

【ギンバル】ブラックマジック ツインピンプロXL

ブラックマジック ツインピンプロXLを使ってます。

当然スタンディングしない方には不要です。

竿尻を低く置けるので竿の特性を最大限引き出せます。

ハーネスは危険なので私は使用しません。

【ロッドキーパー】ウルトラ最強ラークⅡ

ウルトラ最強ラークⅡを使用しています。

これを使う方が多いので、ファイト中に座席移動する際に他者のキーパーを使わせてもらえます。

私はロックを外すのが面倒なので18ラークのクランプを使用していますが、決してお勧めはしません。

【仕掛け】

フカセ釣りなので仕掛けは単純です。

主に接続についてご説明します。

使用したアイテムはこちらです。

【PEとハリスの接続】

FGノット(20回)でもできますが、サバを投入したのち勢いよく出る糸が引っかかりやすいのでダイポリノットを使用して接続しています。ザイロンノットは紫外線で劣化するのでお勧めしません。

編み込みでダブルライン(チチワ)を作ったダイポリノットに1mハリスを差し込み、ハリス側7~8cmくらいをセキ糸で巻きます。

マニュキアを塗って紫外線で固めます。

PEはビミニツイスト(35回)でダブルラインを作り、先ほどのダイポリノットの編み込みダブルラインとループtoループで接続します。

ナイロンとダイポリノットのおすすめの組み合わせは

ナイロン100号に対しダイポリノット40号、ナイロン120号に対しダイポリノット50号です。

差し込みが1mありセキ糸で止めてあれば八の字等で結ばなくてもすっぽ抜けしたことはありません。

【針の結び】

チモトの環に糸を通し3回巻いた外掛け結びです。

単純ですが、何の問題もありません。手がかじかんでなければ30秒~1分でできます。

強化チューブも付けません。

 

色々な結び方がありますが、この結びが切れる前にPE30号が飛びます。

始めはザイロンを使ってハリスと接続していましたが、凄腕船長にこの結び方を教えてもらってからはずっとこの方法です。

ザイロンノットを使用していた時は1回結び目で中のフロロカーボンハリス(80号)が切れたことがありますが、この結びにしてからは飲まれ切れなども含め切れたことはありません。

乗船前やサバ釣りが終わった後でもササッと結べます。

【釣り方】

サバは背掛けです。

一番弱りにくく泳ぎも良いと思われます。

巻き取り時にアタリが来そうなときはエラブタのすぐ後ろに掛けます。

私の場合は背びれ付近に掛けることは少なく、頭寄りに掛けることがほとんどです。

大きい個体の方が泳ぎも良く、持ちも良いです。

最初の1尾を大事に4~5回流して当たるということもあります。

当たったらすぐドラグをストライク20kgに入れます。

躊躇は無しです。

勢いよく走らなかったら魚が気づいて走り出すまで糸を巻きます。

魚が向こうに(下に)走り、ドラグが適切に入っていればアワセが効き、カンヌキ近辺に針掛かりします。

針が胃袋や口の中に入っている状態の時、糸は後ろに引っ張られます。

最短距離で糸が180°折り返す場所は当然カンヌキ近辺です。

なので眠っていた針先がフッキングするのはほぼカンヌキ近辺となります。

100kg以上のマグロが勢いよく走って糸が張ったら竿は起こせませんし、リールも巻けません。

逆に言えば竿を楽に起こせるときに起こしてもその力は伝わらずアワセの意味はないと思います(時々自分もやりますが)。

ファーストランはドラグ20kgまでが良いと思います。

間違って35kg入っていた時にはPE30号が瞬殺されました。

 

ファーストランが終わって勢いが弱まり20kgで糸が出ないようであればそのままですが、ズルズル出るときは徐々にドラグを強めます。

ただし、再び勢いよく走り出したら20kgまで弱めます。

最後は25kgくらい入れますが、このセッティングなら30分ほどで上がってくることが多いです。

ご参考までに私はコマンドキンメSP15を使っていた時は以下のように調整していました。

メインドラグレバー下の穴手前(左)3つ、先(右)7つの位置にして、その状態でコントロールバーを調整してドラグ8kgになるようにします。

この状態からメインレバーを左9個右1個まで倒すと21kgになります。

更にコントロールバーを右に90°回すと3kg追加で24kgになります。

手巻リールは大きく変わらないのですが、コマンドなどの電動リールの場合は釣行ごとにドラグポジションの確認、調整が必要と思います。

マグロSPは持ってないのでわかりませんが、何らかの参考にはなると思います。

以上は250kgくらいまでの魚を想定してご紹介しました。

300kgとか400kgの個体が掛かった時はもっと時間がかかると思いますが、上記の仕掛けであれば何とかなると思います。

車で引っ張った強度実験ではPE30号もナイロン60号(潮聲)でも70~80kgは出ていました。

 

実験時は近所の住民に警戒され通報されそうになりましたが、接続強度などに自信を持てたので頑張った甲斐がありました。

自分の仕掛けや釣り方をまとめてみましたが、釣り方や楽しみ方は人それぞれあると思います。

貴重な魚を捕るために少しでもお役に立てたら幸いです。

掛けたら結構、勝率高いです。

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