今年初、キハダゲット! 7月22日 長三朗丸

前回の反省を踏まえて

4時半に港につくと、駐車場にはキハダマニアが随分と集結していた。

晴天とはいかないが、雨が降ってなくて気分は上々。

今年初の前回は雨の中2打数0安打で悲しかった。

2回とも針のチモトでハリスが切れており、切り口はスパッと切れているのではなく、微妙に曲がっていた。

色々と原因を考えたが、主に次のようなことと思われた。

1.針が飲まれて歯で切れた。

2.閂の奥に針が掛かり、ファイト中にハリスが閂で擦れて切れた。

3.外掛け結びで結んだ針のチモトの弱いところが切れた。

4.運が悪かった。

4を原因としたら進歩が無いので除外。

1か2と思ったが、浅草釣具のスーパー釣りキチ小林さんに相談すると、3番が原因の可能性が高い、との指摘を受けた。

小林さんにはいろいろな釣りについて教えを乞うており、超豊富な経験と高い洞察力からくるアドバイスは大変貴重である。

なので、今回は内掛け本結び(スネルノット)で結ぶ。

針については、コマセと同じジャイアンとキハダにしようと考えていたが、長三朗丸若船長にアドバイスを求めた時「とにかくイワシを泳がせること、糸はダラダラ出さない、フケているのは論外。」と言われており、原因は3番と仮定したので今まで通り平打ちのカットヒラマサ13号にした。

今回も大船長の21号船に乗船、座席は左ミヨシ。

右側のミヨシもトモも先約があり、32号船の方はまだ予約シートがなかった。

座席じゃなくて腕だということは百も承知だし、風も潮も違うけど、前回左ミヨシの方が4打数2安打だったので期待はしてしまう。

今日もヒット!

港前の生簀からエサを追加していざ出港。

2時間くらい走ったところで反応があったのか、予定よりずっと手前でスタートするも何事もなく、予定通りあと30分ほど走る。

いよいよ開始!と思ったら、すぐに右ミヨシ近くの方が掛ける。アルファタックルのテスターの方のようだ。

はやっ!

羨ましいけど、ファイトを見ている余裕はない。フグ釣りじゃないけど、集中、集中。

8時半、4投目のイワシを投入するとPEがシュルシュルーっと出ていく。

待たないで即ベールを返す。

来たっ!ちょっと緩めのドラグが鳴りまくり。

竿もリールもおろしたてで、竿はテンリュウ・ドラッグフォース5101S-8、リールはステラ20000(替えスプールにPE6号)。

前回リールはツインパワーXGタイプだったが、掛かっても短竿では巻きにくかったので今回はPGタイプのリールを優先。

途中、ぐちゃぐちゃになったPEラインが巻き付いて焦ったものの、中乗りの方に上手に取ってもらえた。

一旦海面近くまで上がってあと少しと思ったら、キハダ君船見てビックリ。

ジャーーーーーーっと50M一気。

あーあと思ったが、さっきまでの50Mよりは楽だろうとまた頑張る。

ヒットから20分くらいでタモ取りしてもらい、今年一本目無事ゲット。27kg。

汗だくになってしまった。

ドラグは7kgくらいだったので、もうちょっと強くても良かったかもしれないと思ったが、捕れたのでこれが正解かもしれない。

昨年は10kgのキメジしか捕っていないので2年ぶりだ。

 

二本目が来ちゃった!

魚の処理を終えて再び始動。

今日はシコイワシが多くマイワシが少ない。一匹のマイワシを確保するのに手間がかかる。

なので、少々泳ぎが悪くても大事に使わざるを得ない。

ボッコンボッコンとマグロが跳ねている。

10時半、いったん伸びたPEを回収する。

ルアーの要領で食いつくこともあるだろうと、誘い出しのスピードでリールを巻いている時、なんか違和感。

アタッた!

竿を起こして合わせると、ドラグがなった。

2尾目はサブタックルで、竿はシマノのジギング竿(硬い短竿)、リールはツインパワー10000PG、PE5号。

今年の一本目の後なので、落ち着いていられた。

2本目も15~20分くらいだったと思う。

無事ゲット。

こんな写真をアルファタックルのテスターの方が撮ってくれた。

ありがとうございました。

1本目のリールは左ハンドル、2本目は右ハンドルだったので疲れも分散された。

当然3本目を狙うもマイワシがほとんどなく、沖上がりとなった。

今日の反省

前回は2打数0安打、今回は2打数2安打。

変化点は

・針の結び、外掛け結び→内掛け本結びにしたこと。

・合わせのタイミングを早くしたこと。

どちらが奏功したかはわからないが、2本とも閂に掛かっていた。

一本目はタモ入れ後にポロっと外れたので、ガッチリ掛かっていたわけではないだろう。

もしかしたら針が唇をまたげなかったのかもしれない。

飲まれて奥に掛かってはいないので、次もネムった針は使わない予定だ。

ただ、一本目の掛かりが浅かったので、カットヒラマサ13号とほぼ同じ重さで懐がわずかに大きいフカセキハダ13号を試してみようと思っている。

 

腕時計代わりに活動量計を付けているが、かなりの運動量だった。

5kmスロージョギングして、階段を高低差200m登った時より運動量が大きかった。

でも、ファイトの運動量より、30kgくらいの魚を運んだり持ち上げたり、それが2つ分入ったクーラーを運んだり持ち上げたりした運動量の方が大きかったかもしれない。

キハダは船上で船長に捌いてもらった。2尾目は中乗りのしもさんに捌いてもらう。

しもさんが「バター焼きにすると旨いよ。」と教えてくれた浮袋がとてもいい歯応えで旨かった。

とても疲れたが、最高に楽しい一日となった。

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