懲りずにベニアコウ。
3時港集合のため、夜中の1時に起床して真鶴へ。
さすがに夕方に床についても眠れないので、プールでひと泳ぎしてバタンキューするつもりだったが、閉園まで15分しかなくて650mしか泳げなかった。
起床していざ出陣
中途半端に疲れて結局余計眠れなかった。

今月6日に撃沈した真鶴福浦よしひさ丸。
その3日後の9日、ベニアコウは南房総渡辺丸の2尾で大変満足したが、今日はその前から予約を入れていたので早起きして出発。
右舷に6人、左舷はミヨシ側に2人。私は左舷の2番。
一昨日のうねりが残っていたものの、風はなく凪ぎの相模湾を南下する。

狙う水深は1000m、6投できる予定だ。
深海釣りは枝針が10本とかそれ以上付き、仕掛けの全長も30m以上あるので、投入の際には掛け枠という道具を使う。

一投目を回収した後、すぐにもう1セットを道糸に付替えて2投目を投入する。
仕掛けが落下する間に回収した一投目の仕掛けの絡みを取って掛け枠に巻き、3投目に備える。
これをつつがなく繰り返すのだが、私は隣と祭ったり(絡まったり)自分の仕掛けが祭ったりして結局今日は1回もリピートできなかった。
つまり、持参した8~10本針の仕掛け6セットプラス1セット(おまけが一投あったため)すべてぐしゃぐしゃにして使い切った。
おそらく今日乗船した8人の中でそんなのは私一人だろうと思う。

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さぁ、巻き上げ!
第一投の巻き上げの時、私の竿が大きくしなり、クンクン引いていた。何か付いてる!
結構、周りの注目を集めたが、何のことはない、お隣とお祭りしてそのお隣さんの仕掛けに5kgくらいのムネダラが付いていたのだった。
私の針には見事に何にもついていなかった。
皆も赤い魚は無し。
二投目。私が仕掛けが絡まってグチャグチャにしている間、反対の右舷胴の間の3人が本命を1尾ずつ上げた。
歓声が沸く。今日もベニを上げる船長、凄腕。
三投目、6日にご一緒した右舷とものSさんが5連敗を打破する一尾を上げる。
ここでアタリは止まり、4,5,6投目は皆空振りして既定の6投が終わる。が、船長サービスの7投目があった。
七投目、最後までこまめに誘い続けた私に釣りの神様が微笑んでくれた。
何か付いてるとは思っていたが、鋭敏なアタリもなかったので期待せずに仕掛けを手繰ると、3kgのオモリが軽い。
一気に期待が膨らむ。
浮かんだ魚体は赤かった。

なんと2連勝。
べニアコウなんて、そんな魚ではないので超ラッキーだった。
前回の3.5kgより少し大きい4.3kg。

今日きてよかった
ほとんど寝ずに1時起きした甲斐があった。
前回、2尾とも身の部分はほとんど差し上げてしまったが、今回は味わってみたい。
こちらは左がベニアコウの胃袋の千切りと肝、右が先日のショウサイフグ白子のホイル焼き。
胃袋は全く臭みは無かったが、味もなし。
肝はまだだが、前回のはオニヒゲの肝より癖がなくて美味しかった。
オニヒゲの肝も決してまずいものではなく、それだけ食べたらとても旨いけど。
ショウサイフグの白子はもちろん旨い。ちょっとマヨネーズをかけて焼いても最高。

この角度から撮ると、なんか妖怪みたい。

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