コマセキハダ 釣り方・タックル・仕掛けについて
キハダに魅せられて
25年ほど前に遠征釣りや伊豆のブリ釣りに凝ったことはありましたが、財力が続かずこちらも大好きな源流のイワナをメインに釣っていました。
2014年、今まで遠征釣りでしかお目にかかれなかった20kgオーバーのキハダがすぐそこの相模湾で釣れていることを知りました。
その時上州屋に貼ってあった30kgのキハダの写真には大きな衝撃を受けました。
日帰りで30kgのマグロが釣れる・・・
5月だったのでまだ8月解禁には間があると自分を落ち着かせたのですが、家に帰るや否やタックル、釣り方などを徹底的に調べました。
大物専門釣具店に通い、勧められるがままに剛樹SR180とストロングファイタークラシックを購入。久々の大出費。
そのシーズンは3回目で幸いにも30kgのキハダをあげることができ、以来釣らせてくれた葉山長三朗丸に通っています。
ほとんど回ってこなかった2018年を除き毎年キハダを上げることができていたのですが、2019年、スランプ突入。
長三朗丸スタッフ玄ちゃんが6連続アタリを出す横で自分は10連敗。
常連のOさんは一日3尾とか4尾とか捕っている日もありました。
マネできるところは真似て、聞けることは玄ちゃんやOさんにいろいろと丁寧に教えてもらって、さらに当てても捕れず。
この差は何か?全く分からず。
基本的なことを長三朗丸・有詞船長に再度教えてもらい、ちょっと掴みかけたのがシーズン終盤、なんとか連敗を脱することができました。
2020年からはそこそこ当てられるようになったので、参考までに自分の仕掛けをご紹介します。
タックル、仕掛け
竿:剛樹スタンディングバイトM170、SR180 剛樹マジックバイトMR180 浅草釣具初代浅草2000
リール: ダイワシーボーグ1200MJ シマノタリカ50、25 シマノ13ビーストマスター6000
道糸:PE8~10号
リーダー:フロロカーボン40号
天秤:大洋ベンダー スーパーランナー天秤
ビシ:ステン缶100号(30号オモリ追加) サニー商事青物バスター150号
ハリス:プレミアム万鮪20~26号
針:がまかつ オキアミマグロ20~22号
仕掛けの各結束について
PEとリーダー:FGノット15~20往復、堀田式にて結束
リーダー先端処理:リーダーの先にPRノットで輪っかを作ったPE12号をPRかFGで結束
PRノットにはノッターが必要です。少々お高いですが、慣れればこれが最高でした。
SWISS BOBBIN KNOTTER II SBK-II (スイスボビンノッター)

天秤、サルカンとハリス:漁師結び(ジャンスィックSP/八丈掛け)
補強チューブをかぶせた結びや芋虫ノットなどをいろいろ試しましたが、釣り場で速く確実に強く結べるのはこの結びでした。
注意点はラインクロスしないこと。そしてできればハーフヒッチ3~8回追加すること。強度があがります。
針の結び
まず針の選択ですが、今はがまかつオキアミマグロ一択です。
昨年、63kgをあげた時の掛かり方です。

ただ、釣り方(合わせ方)との組み合わせが重要です。
私の場合はドラグ3kgで置き竿、当たって走りが止まった時にドラグ5kg入れて巻きアワセ、またすぐリリースといった感じです。
弱いサルカンが壊れてバラシた1尾の他は、昨年よりすべて良い所に掛かって捕れてます。
結び方は坂本結び、補強結び(枕は1~2回)。補強チューブは入れたり入れなかったり。
強度的には環付き針が良いと思います。
20号ハリスでバーベルぶら下げて実験した結果、チューブ補強してもたたき針と環付き針では5kg以上差が出ました。
たたき針の結びは自分が結んで一番強度が出る本結びです。
昨年一発目のアタリ、たたき針(フカセキハダ15号)に22号ハリスだったのですが、ものすごいスピードで250m出して更にギアチェンジ。リールに触ることなくぶっちぎっていった奴がいました。誘導天秤なのに締まり切れでした。
いまでもあれが私の掛けた最大個体ではないかと思っています。
ちなみに個人的な他の針の感想です。
O社 キハダマ〇〇 実験中何度も折れました。
I社 ジャイアンと〇〇〇 この針に限らずI社の針は太くても伸びやすいように感じます。
I社 メジひら〇〇 眠っていない針は飲まれて奥で掛かって切れたり、口の先端で掛かって捕るのに苦労したりしました。でも、2020年に52kg捕れてます。

G社 フカセキハダ、V2ヒラマサ キハダのイワシフカセ釣りには軽くて強くて最高です。特にフカセキハダ13号。
以上、あくまで個人的な感想、思い込みで書きました。
図や写真などが少なく説明がわかりにくくて申し訳ありませんでした。
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