ベニアコウ第6弾 3月17日外房江見・渡辺丸

出発3時間前の地震のことはとうに忘れ、期待に胸膨らまして外房江見に向かう。

狙うはもちろんベニアコウ。

今年に入って3連敗、今日の渡辺丸では6連敗中。

なんで行くの?という感じだが、それは狙いがベニアコウだから。

4時過ぎに港に着き、5時過ぎ出港。

お客は二人。私はトモに入る。

第一投、スカ。

第二投、スカ。

第三投、アタリあり。期待できるほどのアタリではなかったが、今日初ということで慎重に巻き上げるもオニヒゲのみ。

第四投、前投よりアタリは明確で巻上げ時の重量感も少しあった。残念ながらオニヒゲ&ユメザメ。

ラストの第五投、アタリはあった。

しかし、ベニとは雰囲気が少し違う。クンクンというよりグーングーン。

巻き上げるときの重量感は大きい。

600、400m時点での暴れ方は鋭さに欠けてアタリ同様トルクが大きい感じ。

経験の浅い自分はそれでも期待してしまう。ユメザメの当たり方ではないからだ。

いよいよ仕掛けを手繰ると軽さがない。

それどころか異常に重い。錘を倍の6kgにしたみたいだ。

いよいよ下の針に付いたヤツが上がってきた。

デカい!

しかし、シルエットがアブラボウズではなく、ましてやベニアコウでもない。鮫でもない。

ああ、正体は怪獣ことムネダラの特大バージョン。

多分20kgくらい。

けっこういろいろな魚を一応は食べてみる方だが、こいつは全く食べてみる気がしない、そういう魚だ。

針も外せず、すぐに船内に取込もできずにいると、アホウドリが狂ったの如くつついてきた。

  IMG_4420

これがベニアコウだったら、こちらも狂ったがごとくアホウドリをどかしにかかるが、ムネダラなのでひとまずなすがままにする、っていうか何もできなかった。

下にも5kgくらいのムネダラが付いており、巻上げ時の重量感に合点がいった。

このムネダラのいるところにはベニもいるという。

今日はご尊顔を拝することができなかった外房ベニアコウ。

また近いうち挨拶に行こうと思う。

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