コマセキハダ#9 11月24日 葉山鐙摺・長三朗丸

やっとトンネルから抜け出ることができた。

5回連続坊主は覚悟のうえでいつもの葉山長三朗丸。

今日は左3人、右3人、自分は右のトモに入った。

朝方は全くもって不調。

ソナーにマグロらしき反応は見えるものの、あっという間に消えてしまう。

ところが、お昼近くになると反応出っぱなしという状況になった。

それでも当たらない。

玄船長がたまりかねて私の竿を「ちょっと振らせて。」とコマセを撒くも、それでも当たらず。

なかなか当たらないので長めに待つ作戦から初心に帰りマメに打ち返すように作戦変更。

ちょうどお昼ごろ、コマセを撒いて30秒後、ついに来ました。

久しぶりに見る竿のツッコミ。

100mほど出た後にドラグを6kgまで入れるもまだラインが出ていく。

リングを入れたあと、撮影していたカメラの電池が切れる。

よせばいいのに電池を替える。

後から玄船長の声「糸たるんでる!」

リングが魚に届く大事なタイミングなのに何やってるんだか。

竿を持ってみるとリングが効いているのに引きが強い。

ポンピングで起こそうにも竿が曲がって上がらない。

ドラグ9kgで糸は出ないものの竿の力が弱いためか難儀する。

剛樹のM170とはいえ、中古で買ったかなり古い竿なのでへたってしまっているのだろう。

20分ほどで何とか上げてきてビックリ。

思ったほど大きくはないうえリングが全くはまっておらず、側面にくっついているだけだった。

そりゃ元気なわけだ。

玄船長に手繰ってもらい自分がタモ取りして無事ゲット。

ちょうど1か月振りのキハダはメッチャ嬉しかった。

上がり際、左舷のお姉さんにアタリ。

魚が結構強く、リングがはまっているのに水面で泳ぎ回っている。

銀色の腹ではなく真っ黒な背中しか見えない。

難易度高めのタモ取りを任されて緊張したが、無事ネットイン。

自分のよりずっと緊張した。

帰港後、念願のキハダ捌き。

右舷の方に手伝ってもらい何とか包丁一本で捌ききった。

たった今、井上拓真選手が勝って最高な一日を締めくくってくれた。

やっと安堵して眠れる。

ありがとうございました。

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