迷走は続く(5) キハダ

撃沈は
五度目になっても
なお悲し

解説:一尾も釣れない坊主は5度目とあっても慣れることはなく、回を重ねるごとに辛く悲しいものだ。

更に悲しいことに左舷4人のうち私は2番目、自分の両隣に釣られた。
スタッフではあるものの右舷5人の真ん中の玄ちゃんは3キャッチだ。
なんだそれ?
今年コマセ7回で2本捕っているので一般的には決して悪い成績ではない。しかし、それなりの腕は持っているつもりだったので、これほど釣れている今年にあってはやはり悲しいものがある。

また考えた。
コマセ釣りには2パターンあり、ひとつはキハダの群れを追いかけ、先回りして目の前にエサを落とすやり方。もう一つは深く沈んでいる群の近くに船をつけ、キハダの食いつきを待つ方法。
前者はシーズン前半に多く、後半になると後者の割合が大きくなる。
そして前者は比較的単純。素早く仕掛けを落とし、ガンガンコマセを撒いて食わせる。こっち自信あり。単純だから。
後者はコマセと付けエサを同調させて魚の食ってくるのを待つ釣り。しかしこれが難しい。エサはどんどん潮で流れていくが、付けエサは糸が付いているので一定の場所にとどまるからだ。

付けエサとコマセの縁を切るな、と若船長から言われてきたが、次からはポロポロと出して消極的に同調させることはやめる。もう追いかけっこの時のようにバンバンとは言わないまでもコマセは積極的に撒くことにする。

なぜそう考えたか?
・玄ちゃんが数年使っていた大事なコマセかごを道糸切れで失ってしまったが、そのコマセかごは穴がいっぱいあってポロポロと巻く釣り方には適していないものだった。
・玄ちゃんの横で釣っていた凄腕ブロガーのプリンさんが、「玄ちゃんは5分も待ってなかったよ。」と言っていた。
・同じくスーパーブロガーの横浜美容師さん(この日別船で2尾キャッチ)が流し込み(上記の後者、待つ釣り)こそ、固めてコマセを撒いてキハダを突っ込ませる!って言っていた。
・自分の右で当てた方はコマセを撒いた直後に当てていた。自分にも一回あり、それは投入5分後であったが、打ち返しを早くした方が期待値は高まると考えた。

ってなところからである。

いつになったら釣れるのか?来年だったりして。

写真は他人のキャッチシーン。

使わなかった15キロの氷は船に進呈。
両方ともルーチンになってきてしまった。

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